アルバイトを辞める時には、辞める理由を問われるでしょう。一体、何と言ったらよいのか、ここがまた悩むところですね。
引っ越しや、就職など、どうにもならない事情がある場合ならばよいのですが、特に理由がないけれど辞めたいときや、今のアルバイト先に不満があって、どうしても我慢できなくなって辞めたいときなどは何と言えば良いのか困ってしまいます。
本当のことを話すと、こちら側の気持ちも伝わりやすいものですが、正直に全てを話してよいのかというと、それはケースバイケースです。
例えば、アルバイトに契約期間があったときは、辞めるのがいたしかたない理由によるものでなければ、場合によっては損害賠償を請求され兼ねません。
そんな時は、ただ嫌になったから、などとは言えません。
これが、前向きな理由になると、正直に伝えてもよいでしょう。
例えば、学生がアルバイトを辞めたいときは、学業に専念したい、就職活動を頑張りたいから、などと言うのが妥当です。
学生の本分は勉強ですから、雇用主も学業をおろそかにしてまでアルバイトをさせることはできません。
辞めたい理由が職場に対する不満でも、悪口を述べるのはマナー違反というもの。
場合によっては、うまく丸めこまれて辞めさせてくれない、ということもあるかもしれません。
辞めると決めたからには、時には、相手の気持ちを逆なでしないような優しい嘘も必要なのです。